CONCEPT
UTAGE総研が目指すもの
それは、利益の最大化ではなく、
「最高の形式美」「最深の思想」「最高の徳性」を結合し、感性と論理で、人生を奏でることです。
私達がいう「UTAGE」の語源は「饗宴」です。
UTAGE総研は、古代ギリシャの哲学者「プラトン」の「饗宴」をテーマに総合的に研究しています。

理性や論理は、
人間の本質的な課題を追求するための道具である
人間の本質的な課題とは、「徳」や「幸福」と表現されます。
私たちUTAGE総研の取り組みを本質的に表した表現をすることは難しいです。
わかりやすくお伝えするために、生成AI(ChatGPT)に協力してもらいました。
この考え方は私たちUTAGE総研が取り組む考え方に非常に近しいです。
ロジックと対話による真理の探求
プラトンは師であるソクラテスの対話法を引き継ぎ、
論理的な議論を通じて「徳」や「正義」など、人間に関する根本的な問いを追求しました。
論理を手段として使いながら、その目的は常に人間の善や理想の探求にありました。
ギリシャ哲学の文脈での意義
理性の役割
理性(λογιστικόν, ロギスティコン)は、魂の中で最も高次の部分であり、他の部分(欲望や気概)を制御し、調和させる役割を担っています。
理性が主導することで、魂全体が「正義」や「善」に向かって導かれると考えました。
徳(アレテー)と幸福(エウダイモニア)
人間の最終目標を「エウダイモニア(真の幸福)」に置き、それを達成するためには徳(アレテー)を備えることが必要だと説きました。
理性を用いて徳を知り、実践することで人間は善く生きることができるとしました。
哲人王の統治
プラトンの中期対話篇『国家』では、哲学者が理性と論理を駆使して「善のイデア」を理解し、それを基に社会全体を幸福に導くべきだと論じています。
この理想的な統治者像は、理性を人間の幸福追求の中心に据えるプラトンの思想を象徴しています。
この考え方は、現代にも強い関連性があります。
たとえば、倫理的なAIの設計や、社会政策の意思決定において、
理性と論理を活用して人間の幸福を追求するという理念は、
プラトン哲学に根差したものだといえるのはないでしょうか。
プラトンの哲学は、理性と人間性の追求を結びつけた非常に深い思想体系であり、
「理性や論理は人間の本質的な課題を追求するための道具である」という要約は、
彼の思想を的確に表現しています。
ソクラテスの愛の教説
プラトンの著書「饗宴」の中で、プラトンの師であるソクラテスが「愛の教説」を語っていました。

愛は自身の存在を永遠なものにしようとする欲求。
愛には段階があり、まずは「生物的な再生産」、そして「他者への教育による再生産」、さらには真によいものである「知」に向かう。
つまり、愛がもとめるべきもっとも美しいものは、永遠なる美の「イデア」だとされる。
イデアとは、「ものごとの真の姿」や「ものごとの原型」とプラトンは言及している。
UTAGE総研は、常に「イデア」を追い求めていきたいと考えます。